数年前、子供がグルテンに過敏に反応してしまうことがわかり、私は毎日の献立に本当に悩まされました。パンや麺類、揚げ物、お菓子など、ふだん良く口にするものがことごとく禁止されてしまったのです。
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しかし、食事のことでずっと沈みこんでばかりもいられません。私は、子供がアレルギーでることを、前向きに捉えられないか考えました。そこで取り組んだのが「グルテンフリー」の料理。凝り性の私は、目的が決まると徹底的にやるタイプなので、いろいろと調べてみました。ポイントは小麦粉を米粉で代用すること。せっかくやるのであれば、おいしいお米を使って一からつくろうと考えました。安全性という点からも、市販のものを購入するよりいいと思ったのです。その都度お米を臼で挽くのは大変ですから、毎回ブレンダ―を頼っています。パウダー状にするためにはパワーが必要らしく、評判を聞いてDUNNETTSに決めました。おかげで、スイッチひとつで不純なものを含まない安心の米粉を簡単につくることができます。
いまでは子供と一緒にキッチンに立ち、大好きなパンやケーキ、クッキーなどを楽しみながらつくっています。最初のころは全く食卓にのらなかった麺料理も、ビーフンやフォーを使ったおいしいメニューができるようになりました。「前より上手になったんじゃない」なんて、夫からも褒められたりして。子供の健康のためが、料理の腕前をあげることにつながるなんて思ってもみませんでした。アレルギーはない方が絶対にいいけれど、私の場合は"アレルギー転じて福となる"、ちょっぴりそんな気がしています。
お米から米粉をつくる場合は、
ルートモードを使って一気に仕上げてください。
追加運転をすると、より細かくすることができます。
グルテンフリーでよく使われる大豆も同様にセットすれば、
きな粉も簡単につくれます。