プログラムモードを使いこなしてドリンクのバリエーションを増やしたい
NOZY COFFEE(ノージーコーヒー)
店長近井 博規 さん
2010年に、それまで日本において一般的ではなかったシングルオリジンコーヒーだけを扱うカフェをオープンし、『本当に美味しいコーヒー』を伝え続けているNOZY COFFEE。今回はNOZY COFFEE木更津店の店長、近井さんにお話を聞いてきました。
店長の近井博規さん
広報担当: こちらの店舗ではどのようなお客様がご来店されるのでしょうか?
近井さん: 店舗がイオンモール内にあるという立地上、お客様の層は20~80代と幅広いです。平日は周辺地域にお住いの方のご来店が多いのですが、週末は東京から来るお客様もいます。
広報担当: 東京のお客様にも来てもらえるような、何か取り組みをしいるのですか?
近井さん: SNSでの告知の他にも、木更津店限定オリジナルドリンクを作ったり、地域のイベントに出展したりと、露出を増やしています。また、木更津店の付加価値として、地元の物でコーヒーと相性が良いフードを探して、それらをお客様に紹介しています。『このお店に来れば、千葉の良い物を知ることができて、美味しいコーヒーが飲める。』と、この店舗が目的になるようなお店にしたいと思っています。東京にはない、ここにしかない価値を作りたいですね。尚且つ、地域の人にも毎日楽しんでいただけるコーヒーも提供していきたいです。
お店ではプロフェッショナルブレンダーを使って主にアレンジドリンクを作る時に使われている。
広報担当: お店でプロフェッショナルブレンダーはアレンジドリンクを作る時に使っていただいているようですが、店舗で使うに当たって音、サイズなどはいかがでしょうか?
近井さん: 営業時間中に使っていますが、音やサイズで困ることはないです。どんな食材も粉砕できるし、プロクラムボタン一つで仕上がるので、スタッフ全員が操作に迷うことなく使えています。プログラムモードは今は使っているのはスムージーモードのみなので、他のモードも使いこなしてドリンクのバリエーションが増やせたらいいですね。付属しているレシピブックも、レシピを開発する際に、食材に対しての機能と操作方法が参考になっています。
今回いただいたアレンジドリンクのジンジャーラテ。(※季節限定メニュー)
広報担当: 現在こちらの木更津店ではカッピングセミナーもやっているようですが、どのようなお客様が参加しているのでしょうか?
近井さん: 毎週金曜日開催しているのですが、近くにお住まいの方が仕事からの帰宅途中に来店されたり、モール内に映画館があるので、その鑑賞後にご参加いただいているようです。
広報担当: コーヒーセミナーの開催や、木更津店限定のアレンジドリンクメニューを季節ごとに設けるなど、独自のサービスを提供することで、この木更津店にシングルオリジンコーヒーを楽しみに来店されるお客様が増えていくといいですね。
近井さん: そうですね。イオンモール内は多くの飲食店があり、客層も幅広いので、その中でコーヒーにこだわりのある方、シングルオリジンコーヒー自体を知っている方は正直少ないです。でも、オリジナルのアレンジドリンクの提供やセミナーを通じて、シングルオリジンコーヒーの良さを広めていきたいですね。
アレンジドリンクを作る際は、お客様のお好みに合わせて、豆をチョイスする場合もある。
コーヒーと言えば、まだブレンドが主流ですが、あえてシングルオリジンにこだわるNOZY COFFEE。シングルオリジンはその年、その土地、その豆にしかない風味・特性を味わうことができる面白さがあります。実際、取材の際にいただいたコーヒーはとてもハーブ感があり印象的で、アレンジコーヒーはコーヒーが苦手な人でも『美味しい』と言うに違いないと思えたドリンクでした。今後もそのアレンジコーヒーのレシピ開発に、プロフェッショナルブレンダーの活躍を期待しました。